Kupffer細胞の催胆汁うっ滞因子産生への影響
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概要
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結核死菌感作モルモットのリンパ節細胞をin vitroで精製ツベルクリン(PPD)で刺激すると,催胆汁うっ滞因子が産生されるが,PPD刺激時に,Kupffer細胞48時間培養上清を添加すると,催胆汁うっ滞因子の産生は有意に抑制された.しかし,Kupffer細胞を培養する際に,indomethacinを添加し,その培養上清をPPD刺激時にリンパ節細胞に加えると,催胆汁うっ滞因子産生抑制は有意に軽減された.これらの結果から,Kupffer細胞は少なくとも一部にprostaglandinの産生を介して活性化リンパ球からの催胆汁うっ滞因子の産生分泌を調節する可能性が示唆された.
著者
-
武田 弘
大阪市立大学医学部第3内科
-
阪上 吉秀
大阪市立大学医学部第3内科
-
筒井 ひろ子
大阪市立大学
-
宮島 慶治
大阪市立大学第3内科
-
新井 孝之
群馬大学医学部第1内科
-
溝口 靖紘
大阪市立大学医学部内科学
-
森沢 成司
大阪市立大学医学部第1生化学
-
森沢 成司
大阪市立大学医学部内科学
-
東森 俊博
大阪市立大学医学部第3内科
-
山本 祐夫
大阪市立大学
-
加藤 寛子
大阪市立大学医学部第3内科
-
武田 弘
大阪市立大学医学部第1生化
-
北村 瑞穂
大阪市立大学医学部第3内科
-
児島 千枝
大阪市立大学医学部第3内科
-
宮島 慶治
大阪市立大学医学部第3内科
-
宮島 慶治
大阪市立大学医学部公衆衛生
-
武田 弘
大阪市立大学医学部公衆衛生
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