看護師の学び直しプログラム"バーチャル・カレッジ"のシステム開発と課題
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
新潟県立看護大学では,看護師の学び直しを支援するプログラムを展開している.そのプログラムの一つ「バーチャル・カレッジ」のシステムの特徴は,インターネット環境が整備されていれば誰でもアクセス可能であり,双方向性のコミュニケーションを兼ね備えている点である.システムの運用後に,受講者に対し,意見を求めた.その結果,「パソコン操作に不得手なため,システム環境が整備できない.」「顔が見えないネット上で,掲示板に実名投稿することへの抵抗感.」「Webカメラを使用するにあたって整容に時間を要する.」など,想定外の問題が挙げられた.また,受講者数の増加によるシステム運営財源の確保将来も今度の課題である.システムを活用し,プログラムの効果を上げるためにも,システム自体を充実させることはもちろんであるが,今回,明らかにされた問題を解決する必要がある.
- 2012-10-10
著者
-
山田 正実
新潟県立看護大学
-
飯田 智恵
新潟県立看護大学
-
橋本 明浩
新潟県立看護大学
-
橋本 明浩
千葉大学総合情報処理センター
-
橋本 明浩
千葉大学
-
井上 智代
新潟県立看護大学
-
内宮 律代
新潟県立看護大学
-
Elderton Simon
新潟県立看護大学
-
原 等子
新潟県立看護大学
-
須藤 陽子
新潟県立看護大学
-
田口 玲子
新潟県立看護大学
関連論文
- 成人看護学演習におけるマルチメディア教材の開発(2) : 救急蘇生演習に使用した効果
- 成人看護学演習におけるマルチメディア教材の開発(1) : 看護系大学における学内演習の実態
- リハビリテーション看護教育の実態と課題 : リハビリテーション看護実習の評価およびその後の臨床実習状況からの分析
- ロールプレイを用いた授業の評価 : 成人看護学実習III 手術を受ける患者の呼吸援助
- 新潟県内の山村・漁村の助産介助の歴史的比較検討 : 上越地方の大正・昭和初期生まれの開業助産婦の聞き取り調査
- 新潟県立看護短期大学における学外者のための図書館サービスに関する調査
- 家族ケアに関する新人看護師の学びのプロセスと教育支援に関する研究 : 卒後2年目看護師の1年間の縦断的調査から
- 看護学生の自己成長に関する研究 : 調査2:尺度開発の試み
- 集束強力超音波を用いたがん治療の基礎的研究
- 看護師集団におけるキャリア・アンカー : E. H. シャインの理論モデルを用いて
- 制約条件付きの非線形の近さの数値実験 : 国際学会講演報告
- 高齢社会を支える住宅環境に関する研究
- ヘルスケアの場におけるEcological Momentary Communication Tool としての携帯電話の研究 : Fake Compliance の克服をめざして
- 術後イレウスの発症と日常生活との関連性に関する研究
- 体験的情報処理の原理を学ぶ教材作成に関する研究
- 制約条件付きの非線形の近さの概念の理論的な研究
- e-learningによる「形態機能学」の教育と自己学習の推進
- キャンパスネットワークにおける障害 : 落雷
- 千葉大学計算機ネットワークにおける障害 : ネットワーク層
- 千葉大学計算機ネットワークにおける障害 : セキュリティ
- 産褥期の尿失禁に関する調査 : 産後の体調・家事労働量・尿失禁の実態調査と骨盤底筋体操の実施状況
- 産褥期の尿失禁に関する調査-分娩前後の尿失禁の実態と要因についての調査-
- 県内訪問看護師のコラボレーティブ・ラーニングの可能性に関する研究
- 「生活者の理解」を推進する地域参加を通した学生の学び
- 上越地域における訪問看護師のコミュニテイを中心としたe-ラーニングシステムの基礎整備
- 地域ケアを支える住宅環境に関する研究 : 室内ホルムアルデヒドの簡易測定法
- 豪雪地域における高齢者の日常生活活動量の季節変動
- 豪雪地方に暮らす後期高齢者の生涯と健康の実態(中間報告)
- 女性に関する教育プログラムの開発に関する基礎的研究 : 高校生の性教育の知識とニーズ
- ネットワーク部会研究(1) 上越地域を限定とした信頼度を考慮した看護医療系メタデータ検索システムの構築のこころみ
- 双対反復法による特異値分解とその統計的解釈(2) (統計計算アルゴリズム) (第3回日本計算機統計学会シンポジウム報告)
- 双対反復法による特異値分解とその統計的解釈 (2)
- 低温熱傷発症条件に関する実験的検討
- ITを活用した継続医療・看護ケア(ヘルスケア)の有効・効果的なプランニングの研究
- アメリカにおける医療の変革に対する大学看護教育の現状と課題
- デイサービス利用者に対する看護・介護職員による口腔ケアの効果
- ヘルスケアの場におけるEcological Momentary Communication Toolとしての携帯電話の研究 : 静止画・動画ツールとしての検討
- 地域ケアを支える住宅環境に関する研究
- 「学生指導マニュアル」を使用した実習指導の効果
- 豪雪地域における高齢者の日常生活活動量の季節変動
- 豪雪地域における高齢者の身体活動量の季節変動
- 予防給付における口腔機能向上サービス立案に影響する要因 : 地域包括支援センター職員の口腔に関するアセスメントの実態
- アセスメントの基本 (看護過程レクチャー 急性膵炎患者の看護)
- 看護系大学図書館の公開
- 在宅精神障害者ボランティア活動の評価 : 参加することで得られる効果とその環境条件
- 遠隔教育研究環境整備への基礎的研究 看護系大学におけるIT環境整備による看護研究推進効果に関する研究 ニーズに基づいた看護職のナレッジアーカイブス作成の実証研究のための基礎整備
- ネットワーク部会研究(2) 多言語ドメインの現状と課題 看護大学.jpの取得と運用とその課題
- 29P-E-7 道徳科学の数理モデル的研究の提案(E会場 医療・一般,一般講演)
- 29P-E-5 数理モデルに基づいた看護事故防止システム構築のための一考察(E会場 医療・一般,一般講演)
- COPD患者のセルフマネジメントのための情報ニーズと課題
- A地域における慢性閉塞性肺疾患患者のヘルスケアニーズに関する予備調査
- 本学ホームページの稼働集計から見た本学への期待 : セキュリティ上の必要性を考慮した統計分析
- 数理モデルに基づいた看護事故防止システム構築のための基礎研究
- 予防給付における口腔機能向上サービス立案阻害に影響する要因
- 精神障害者をもつ家族が捉えた精神保健福祉事業の効果
- 精神障害者当事者への就労支援事業の評価 : フォーカス・グループ・インタビューによる質的分析
- 数理モデルに基づいた看護事故防止システム構築のための基礎研究
- 室内空気中ホルムアルデヒド測定用簡易測定器(FP-30型)による測定値の信頼性と法規制(2003年)後のホルムアルデヒド濃度測定例
- 回帰模型の情報量規準による選択
- 看護師の学び直しプログラム"バーチャル・カレッジ"のシステム開発と課題
- クレイCS6400の使用感 (ユ-ザ-が見た「最近の商用並列マシン」)
- 拘縮手の不快臭に対する緑茶葉を用いたハンドケアの効果
- ネットワーク部会研究(3) 新潟県立看護大学におけるLinux・Apacheにおける不法アクセスの監視
- 児童・生徒(6~15才)の化学物質過敏症様症状に関するアンケート再調査
- 看護師の学び直しプログラム"バーチャル・カレッジ"のシステム開発と課題