看護系大学図書館の公開
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概要
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新潟県立看護短期大学図書館は1995年9月から,地域住民へ図書の貸出を開始した。また本学図書委員会は1997年1月に日本の看護系大学図書館に「学外者への図書館サービス」についてアンケート調査を行った。私たちはこれらの経験と情報から図書館の公開について考察した。看護系大学図書館は地域社会から「公開」を強く求められているが,多くの図書館の「閲覧サービス」は専門職(大学の教員,看護職者,医療職者,看護学生等)にとどまっていた。さらに多くの図書館では「貸出サービス」は行っていなかった。貸出を始めると,そのサービスを受けた人は長く図書館に留まらないため,図書館の混雑が避けられた。しかし貸出は図書館職員の仕事を増加させるため,多くの図書館がそれを始めるには,職員の増員が必要である。また学外者には図書館利用法の教育が必要である。
- 新潟県立看護大学の論文
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