豪雪地域における高齢者の日常生活活動量の季節変動
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概要
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上越地域は冬季に多量の積雪が見られ,このような気象条件は地域に暮らす高齢者の日常生活に大きく影響していると推測される.生活習慣病を予防していく上で必要な援助を考えるための基礎的資料を得ることを目的に,上越地域に居住する健常高齢者3名の協力を得て,歩数計(ライフコーダEX)による活動量の調査を行った.歩数計から得られた歩数,活動時間,運動による消費エネルギー量,対象者の発言や日誌に記入されていたことをもとに分析を行った。2名の対象者は,秋,夏,春の順に歩数,活動時間,運動による消費エネルギー量が多く,冬季が最も少なかった。残りの1名は歩数,活動時間,運動による消費エネルギー量に明らかな季節による変動は見られなかった.季節による変動がみられた2名については,対象者の発言や日誌から歩数に関する自己目標の設定,歩数計をみながらの自己評価とそれに基づく行動を読み取ることができ,個人のもちあわせた習慣が影響していると推察された.
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