ET2009-122 授業改善に向けた学習者の状態把握 : 授業参加状態の遷移確率を活用して(障害者教育・特別支援教育/一般)
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概要
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筆者らは,授業改善に向けたティーチング・ポートフォリオの提案を行っている。このティーチング・ポートフォリオは授業前の設計段階,授業の実施段階,授業後の評価段階と大きく3つ過程から構成されている。この授業実施段階の記録にわれわれは「やる気満足度調査」を取り込んでいる。この調査は,学生の学習状況だけでなく,学生の内面的なデータくやる気,体調,満足度,理解度,やる気の4状態など)から,授業の参加状態を把握するものである。学生の授業参加状態を表したやる気の状態は毎回の授業ごとや授業時間中でも変化している。筆者らは,学生の授業の参加状態の遷移の割合(後に確率化)を求め,行列で表現した。この状態遷移行列を授業分析の材料として用いるため,行列の特微を抽出した。具体的には,われわれは行列の固有値に着目した。今回,この行列を利用して,学生の授業への参加状況(やる気)を把握する手法とその試行結果を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2010-02-26
著者
-
宇治 典貞
大阪電気通信大学 大学院生
-
横山 宏
大阪電気通信大学短期大学部
-
魚井 宏高
大阪大学 大学院基礎工学研究科
-
魚井 宏高
大阪電気通信大学総合情報学研究科デジタルゲーム学専攻
-
横山 宏
大阪電気通信大学大学院
-
宇治 典貞
大阪電気通信大学大学院
-
魚井 宏高
大阪電気通信大学
-
横山 宏
大阪電気通信大
-
宇治 典貞
大阪電気通信大学大学院博士後期課程
-
宇治 典貞
大阪電気通信大学
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