受講生の授業参加意識に着目した授業分析手法における固有値の算出と比較(新しいインタラクションを取り入れた学習の分析と支援/一般)
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概要
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大学授業の研究はこれまでも多くされてきたが,それは教授活動に着目して,教育効果の向上を目指すものが多かった.しかし,多様な学生が入学している中では,受講学生の状態(特性)を把握することが重要となってきている.われわれは,学習者特性の中でも学生の意欲(授業に参加しようと思っている気持ち)に着目し,やる気満足度シートを用いて,学習者のやる気の4状態を把握している.調査結果から,やる気の4状態が授業開始時から授業終了時へかけてどう遷移したかに着目し,遷移の割合を行列で表現した.この行列の特徴から学習者全体の状態を大まかに把握するために,行列の固有値に着日し,その値から授業を分析する手法を探っている.その固有値を解釈するために,様々なケースを理論的に考え,状態遷移を想定し,固有値の計算を行った.今回,計算した固有値を分類し,まとめたので報告する.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 2013-05-19
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