全国の特殊教育諸学校におけるセンター的機能の現状と課題

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概要

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全国の特殊教育諸学校(調査対象校数:886校)におけるセンター的機能の現状と課題をとらえるために、質問紙による調査を2006年12月に実施した。その結果、全体の回収率は66.9%であった。センター的機能を担う校内組織が未設置の学校の割合は最も高かった学校種でも5.6%であった。必要な専任教員数は平均1.8人〜5.4人ということであった。また、支援地域の関係諸機関とのネットワークの形成がより進められていた。盲学校、聾学校、肢体不自由養護学校は従来からの障害種に対応した幼児児童生徒を支援していた。知的障害養護学校、病弱養護学校、総合併置養護学校は従来からの障害種に加えて、発達障害を有する幼児児童生徒も支援していた。発達障害に対応するための専門性の向上およびネットワークの形成、保護者に対する支援体制の構築が課題として明らかになった。
2009-05-30

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