顔検出に適した共起に基づくJoint Haar-like特徴(パターン認識)
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概要
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画像から人物の顔を検出するのに適した新しい特徴としてJoint Haar-like特徴を提案する.これは,複数のHaar-like特徴の共起に基づく特徴量である.顔の構造に基づいた特徴同士の共起関係を利用するため,高い識別能力が得られる.解像度に依存せず高速演算可能であり,照明条件の変化やノイズに対しても頑健な性質をもつ.顔検出のための識別器は,AdaBoostを用いてJoint Haar-like特徴を逐次的に選択して構成する.識別に適した少数の特徴を用いることによって,高速かつ高精度に顔を検出することが可能となる.提案手法の有効性を検証するため,5,676枚の顔画像と30,000枚の非顔画像を識別する実験を行い,通常のHaar-like特徴を用いるViolaとJonesの方法と比較した.その結果,識別誤りを最大で37.4%削減できた.また,同等の識別精度を得るのに要する特徴の数では,1,000個から381個へ削減することができ,2.6倍の高速化を実現した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-08-01
著者
-
堀 修
(株)東芝研究開発センター
-
堀 修
株式会社東芝 研究開発センター
-
堀 修
(株)東芝 研究開発センター マルチメディアラボラトリー
-
三田 雄志
(株)東芝研究開発センターマルチメディアラボラトリー
-
金子 敏充
(株)東芝研究開発センターマルチメディアラボラトリー
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三田 雄志
(株)東芝研究開発センター
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金子 敏充
株式会社 東芝 研究開発センター
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三田 雄志
(株)東芝 研究開発センター
-
金子 敏充
(株)東芝 研究開発センター
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