ブロックマッチング誤差の上界に基づく追跡ブロック選択手法(画像認識, コンピュータビジョン)
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概要
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動画像中の対象物体をブロックマッチング法により追跡する場合に, 最終的に発生するマッチング誤差が, より小さくなると期待されるブロック領域を選択する手法を提案する.この手法では, 候補ブロックごとにブロックマッチングにより生じる誤差の上界を事前に推定し, その誤差の小さい候補を選択する.従来はヒューリスティックにコーナやテクスチャの有無を基準としていたが, これらが良い基準であるという保証はなかった.提案手法は, 誤差の期待値を直接扱うことでブロックに期待できる追跡精度の高さを評価できる.合成画像と実画像を用いた評価実験により, 提案手法で選択されたブロックは, 従来手法で選択されたものよりも追跡誤差が小さいことを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2005-03-01
著者
-
堀 修
東芝研究開発センターマルチメディアラボラトリー
-
金子 敏充
(株)東芝研究開発センターマルチメディアラボラトリー
-
金子 敏充
株式会社 東芝 研究開発センター
-
金子 敏充
東芝研究開発センター
-
金子 敏充
(株)東芝 研究開発センター
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