「知の集積と共有」の変革期に"じんもんこん"がなし得ること(<小特集>ワークショップ)
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概要
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小特集「「知の集積と共有」の変革期に"じんもんこん"がなし得ること」を企画した。本小特集では、今までに「人文科学とコンピュータ研究会」が築いてきた研究の蓄積の再確認と、研究環境の変化などについての検討を行うことを目的とする。「人文科学とコンピュータ」と呼ばれる研究領域が明確なものとなって、20年経過した。その間に、インターネットの普及、爆発的なコンピュータ技術の進歩とともに、この研究会は歩いてきた。同時に、人文科学の研究状況も、社会の変容とともに大きく変遷しつつある。そこで、研究会を「歴史」として振り返ることになり、人文科学の変容を身に激しく受けながら進まざるを得ない世代の研究者として、いくつかの議論提起を試みてみたい。世代を超えた議論の先に、新たな地平を見出すことを期待する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2009-01-16
著者
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