討論「知の集積と共有」の変革期に"じんもんこん"がなし得ること(ディスカッション)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
小特集「「知の集積と共有」の変革期に"じんもんこん"がなし得ること」を企画した。本小特集では、今までに「人文科学とコンピュータ研究会」が築いてきた研究の蓄積の再確認と、研究環境の変化などについての検討を行うことを目的とする。「人文科学とコンピュータ」と呼ばれる研究領域が明確なものとなって、20年経過した。その間に、インターネットの普及、爆発的なコンピュータ技術の進歩とともに、この研究会は歩いてきた。同時に、人文科学の研究状況も、社会の変容とともに大きく変遷しつつある。そこで、研究会を「歴史」として振り返ることになり、人文科学の変容を身に激しく受けながら進まざるを得ない世代の研究者として、いくつかの議論提起を試みてみたい。世代を超えた議論の先に、新たな地平を見出すことを期待する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2009-01-16
著者
関連論文
- エジプト口語アラビア語コーパスの構築に向けて
- 時評 陵墓に関わる新動向について--2006年陵墓「懇談」の報告
- 時評 近年の陵墓問題の動向について
- 時評 最近の「陵墓」に関する動きについて--懇談会・検討会・限定公開
- 時評 「陵墓」公開をめぐる動向と展望--「陵墓」懇談会報告
- 大正新脩大藏經テキストデータベース構築のためのコラボレーションシステムの開発
- 「デジタル化」とアーカイブズ--"正倉院文書データベース"と近代史料のデジタル化を通して (特集 2008年度第1回研究集会 デジタル情報技術が拓くアーカイブズの可能性)
- 正倉院文書データベースと「復原」 (特集 地域情報学の創出) -- (地域研究から情報学へのアプローチ)
- XML記述によるデジタルアーカイブと歴史研究への応用
- 【小特集セッション】小特集人文科学とコンピュータ研究を支える資料を考える-MLAの立場から-
- 『アラビアンナイト・カルカッタ第2版』アラビア語テキストデータベースの構築とその利用
- 日本史学におけるデジタル・アーカイブの現状と展望 (新年特集 日本史研究とデータベース) -- (利用者の立場から)
- 「知の集積と共有」の変革期に"じんもんこん"がなし得ること(ワークショップ)
- 討論「知の集積と共有」の変革期に"じんもんこん"がなし得ること(ディスカッション)
- 新刊紹介 [後藤真,田中正流,師茂樹]『情報歴史学入門』の狙い--新たな学の構築を目指して
- 文化遺産の「伝来」と、デジタルデータ--文化遺産のためのデータベース論序説
- 陵墓問題の動向と課題--「限定公開」から三〇年をむかえて
- 情報公開制度と陵墓--現用文書の利用をめぐって (小特集 「陵墓」問題と歴史学研究)
- 文化遺産学における「デジタル」序説 : 保存と共有・活用と表現(セッション3)
- 日本の漢文史料とマークアップ--新たなデータベースの可能性に向けて (特集 漢文とマークアップ)
- 京都府行政資料のデジタル・アーカイブ化とその課題--EAD/XMLの適用の可能性と歴史学
- 時評 オオヤマト古墳群にみる古墳の保存と活用
- 富松城歴史博物館における一事例 : 「仮想」博物館の歴史学応用への試み
- 正倉院文書の情報化と復原
- フランス語仏教辞典『法寶義林』目録のデジタル化とその課題--TEIガイドラインの適用を通して--
- フランス語仏教辞典『法寶義林』目録のデジタル化とその課題 : TEIガイドラインの適用を通して
- 二〇〇九年度の陵墓公開運動とその課題
- 大蔵経と人文系データベース
- 仏教研究におけるデジタル資料の共有と利用(第五部会,第六十七回学術大会紀要)
- 要素間の関連情報を基盤とする仏教文献デジタル・アーカイブの可能性
- 編集文献学に基づく人文科学資料エディティング・システム構築の試み : 第一段階としてのカフカ・テクスト情報の構造化と実装
- シラブルを最小単位とする仏教哲学文献データベースについて
- デジタルアーカイブの弁証法
- 「匿名コミュニケーション」資料はどのように扱い得るか : Web情報の信頼性について
- ラウンドテーブル Web環境での多言語表示
- インド 多言語文化を維持する動き (特集 電子出版をバカにするなかれ) -- (世界電子出版地図)
- WWWにおける知識の共有 : そのきっかけ, そしてこれから (COE非常勤研究員自己紹介)
- チャンドラキールティの縁起解釈についての一考察 : ナーガールジュナの諸著作との関連について
- チャンドラキールティの縁起解釈について--ナーガールジュナの著作と「相互依存」解釈との関連を中心として (龍谷大学における第50回学術大会紀要(1))
- 0rasannapada第一章における「縁起」の語義解釈について
- 「文科系研究者にとってのネットワーク管理」
- 永続性のある歴史資料デジタル・アーカイブへの試論--「アーカイブズ」への接近とデジタル応用の可能性 (特集 陳腐化するデジタル資料)
- 哲学・思想研究におけるWWW利用の現状と課題について
- マルチデバイス対応の研究成果公開サービスの試み
- 正倉院文書データベース(SOMODA)の特徴と課題 (第3回 人間文化研究情報資源共有化研究会報告)
- インド学仏教学分野におけるデジタル媒体の活用と課題
- 正倉院文書復原過程のXML/XSLTによる記述(人文科学における情報知識処理)
- 正倉院文書のXML化による構造化と復原の検討
- UCS符号化提案におけるデジタルツールの活用-大正新脩大藏經外字の符号化提案にあたって
- リソース連携を通じたテキスト・データベースの新たな可能性に向けて-SAT2012を事例として-
- 博物館資料情報のLinkedOpenData化へ向けたモデル試作-花園大学歴史博物館資料を題材に-
- 時空間情報を用いた京都における「お地蔵さん」・地蔵盆の分析