エジプト口語アラビア語コーパスの構築に向けて
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概要
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本報告では言語研究および語学教育に利用可能な口語アラビア語コーパスのデザインを検討し、その上で報告者らが現在構築を進めているエジプト映画コーパスについて紹介する。正書法が定まっていない口語アラビア語を対象とするコーパス構築においては、まずエンコーディング・入力・出力の方法に関する基盤整備が重要な作業となるが、本報告においてはエジプトの口語アラビア語(エジプト方言)の言語的特徴と表記上の特徴をふまえ、有効と思われるコーパス作成の方策を提示する。ここで紹介するコーパスは、子音情報中心の入力用ラテン文字テキスト、アラビア文字テキスト、母音情報を加えた転写文字テキストの3種から構成され、多様な検索・出力に対応する柔軟性を備えている。
- 2005-10-28
著者
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中道 静香
大阪大学大学院言語文化研究科
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永崎 研宣
山口県立大学
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小田 淳一
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所
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中道 静香
日本学術振興会特別研究員 (RPD)|国立民族学博物館外来研究員
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永崎 研宣
一般財団法人人文情報学研究所主席研究員|所長
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