視覚障害者のインターネット利用状況調査2007(福祉と音声処理,一般)
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概要
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視覚障害者のインターネット利用状況を,調査票への任意回答方式で調べた。有効回答者は413人,このうちインターネット利用者は386人だった。20代〜60代の間では80%以上の人が週に4,5日以上利用していた。視覚的な文字の読み書きができないと答えた人の方が利用頻度は高かった。閲覧時に使用するソフトは,ホームページ・リーダーとPC-Talkerが多く,複数のソフトを利用する人は全体の40.1%に上った。情報収集,電子メールを利用目的とする人が多いが,30代を中心にオンラインショッピングや情報発信も多かった。利用時の課題として,代替テキスト,動的なコンテンツ,ナビゲーションに関する課題があげられた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-05-22
著者
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渡辺 哲也
新潟大学工学部福祉人間工学科
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長岡 英司
筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター
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南谷 和範
大学入試センター
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宮城 愛美
筑波技術大学
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渡辺 哲也
国立特別支援教育総合研究所
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南谷 和範
東京大学先端科学技術研究センター
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渡辺 哲也
日本障害者雇用促進協 障害者職業総セ
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宮城 愛美
筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター:千葉大学大学院自然科学研究科
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宮城 愛美
筑波技術大学 障害者高等教育研究支援センター
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渡辺 哲也
国立特殊教育総合研究所
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長岡 英司
筑波技術大学
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