進路方向によって異なる混雑度を考慮した旅行時間算出手法(交通における計測・一般)
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概要
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現在,自動車が走行する経路の出発地から目的地までの旅行時間を算出する際にはVICSや各テレマティクスサービスが提供するリンク旅行時間が用いられているが,このリンク旅行時間の精度が十分高くないことが算出結果の精度の低下につながっている.そこで本稿では,従来と比較してより正確な旅行時間の算出手法を提案する.走行中の車両から収集した走行履歴の情報を元に,各リンク旅行時間を進路方向ごとに個別に格納する機能を付加することで,右左折や直進によって混雑度が異なることを考慮し,かつ高速道路に限らず一般道までを対象にすることが可能となる.また,交通流シミュレータを用いて本手法の有効性を検証する.
- 2007-09-18
著者
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戸川 望
早稲田大学
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柳澤 政生
早稲田大学基幹理工学研究科情報理工学専攻
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大附 辰夫
早稲田大学基幹理工学研究科情報理工学専攻
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大附 辰夫
早稲田大学
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大高 宏介
早稲田大学大学院 理工学研究科 情報・ネットワーク専攻
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柳澤 政生
早稲田大学
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