実物体とその操作者を識別可能なメディアリッチ空間の構築(セッション5:共感のメディア)
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概要
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本稿では,実物体とその操作者を識別可能なメディアリッチ空間を提案する.協調作業・学習支援システムでは,テーブルトップインタフェースやタンジブルインタフェースがよく用いられるが,これらのインタフェースを用いた同期対面環境において,個別ユーザへの作業支援や,五感情報提示は困難であった.本研究では,操作者を識別することでこれらの問題点を解決し,同期対面環境での効果的な体感型インクラクションを可能にした.また,この環境を活かしたサンプルアプリケーションを実装した.本アプリケーションは,実物体を使った対戦ゲームで,指向性を持つ五感情報をエフェクトとして利用している.評価実験を通して,構築環境およびサンプルアプリケーションの有用性を確認した.
- 2007-03-22
著者
-
渡辺 晃一郎
慶応義塾大学理工学部情報工学科
-
北原 圭吾
慶応義塾大学理工学部情報工学科
-
石堂 遼子
慶応義塾大学理工学部情報工学科
-
井上 智雄
筑波大学大学院図書館情報メディア研究科
-
岡田 謙一
慶応義塾大学理工学部情報工学科
-
渡辺 晃一郎
慶應義塾大学理工学部情報工学科
-
石堂 遼子
慶應義塾大学理工学部情報工学科
-
岡田 謙一
慶応義塾大学
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