複合現実感を用いた分散会議における複数アバタの配置と表現(組織・協調行動とネットワークサービス,<特集>社会システムと向き合うネットワークサービス)
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概要
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分散会議支援はいまや社会における不可欠なネットワークサービスである.近年,臨場感のある分散会議の実現方法の1つとして,複合現実感を用いた手法が提案されているが,会議参加者の複数アバタの表現方法は明らかでない.本論文では,複数アバタの複合現実感を用いた空間的配置について実験的に検討した.その結果,複合現実空間においても複数アバタの座席配置が会議に影響することが明らかになった.また,複合現実感の利用形態であるヘッドマウントディスプレイ装着条件でアバタを等身大と認識する大きさは,2次元ディスプレイにアバタを表示した場合よりもやや小さく表示したときである傾向が見られた.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2007-01-15
著者
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