地図作成学習における相対的位置情報を用いたGPSの誤差低減手法(セッション3:コグニティブ無線と位置情報)
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概要
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近年GPS搭載のモバイルPCや携帯端末などのIT技術により,地図作成のような野外学習を支援する新しいスタイルの教育実践が始まっている.しかし野外学習のようにある一定範囲のフィールド上での活動ではGPSの誤差は大きく影響してしまう.例えば観察結果を地図上にまとめる際,学習者が意図していない場所に観察結果が表示されてしまうと十分な学習を期待できない.そこで本研究では野外学習での地図作成において緯度経度情報のような絶対的な位置情報と,「〜の右」のような相対的な位置情報を地図上で取り扱う.相対的位置情報はGPSなどのセンサーが自動的に位置を判断するのではなく,オブジェクト間の位置関係を人の視点から判断することによって取得する.そしてこの絶対的位置情報と相対的位置情報を併用することでGPSの誤差を低減させる手法を提案する.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2006-09-15
著者
-
井上 智雄
筑波大学大学院図書館情報メディア研究科
-
岡田 謙一
慶應義塾大学理工学部情報工学科
-
重野 寛
慶應義塾大学理工学部
-
岡田 謙一
慶應義塾大学
-
重野 寛
慶應義塾大学
-
中澤 啓介
慶應義塾大学大学院理工学研究科開放科学専攻
-
中澤 啓介
慶應義塾大学大学院理工学研究科開放科学専攻:独立行政法人科学技術振興機構
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