演劇創作活動を支援する実世界指向環境DiamondTheaterの提案(セッション6:協働・ユーザインタフェース)
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概要
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演劇創作活動は,様々な芸術表現の組み合わせで協調的に作られる総合芸術であるが,特に舞台で使用する演出などを考える場合,経験のない者にとっては舞台演出全体をイメージしながら作業を行うのは容易ではない.本稿では,演劇創作活動の中でも音響や照明といった演出スタッフの作業に注目し,各スタッフが演出を推敲する際に,実際の舞台を容易にイメージでき,効率的に作業が行えるシステム"DiamondTheater"を提案する.DiamondTheaterはテーブルトップインターフェースを用い,テーブルトップ上に劇場の舞台における演出を再現することで小さな舞台空間を構築する.音響,照明,立ち位置といった演出をテーブルトップ上で再現することで,各スタッフが3次元的な舞台の空間イメージを容易に共有しながら舞台演出を考えることができる.決定した演出をXMLデータとして保存し,CUEシートの自動生成や他グループの演出参照などに利用する.これらにより,演劇創作活動におけるスタッフに対する支援を行い,評価実験から,DiamondTheaterの効率性・有用性を確認した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2008-03-21
著者
-
井上 智雄
筑波大学大学院図書館情報メディア研究科
-
渡辺 晃一郎
慶應義塾大学理工学部情報工学科
-
石堂 遼子
慶應義塾大学理工学部情報工学科
-
岡田 謙一
慶應義塾大学理工学部情報工学科
-
岡田 謙一
慶應義塾大学 理工学部情報工学科
-
岡田 謙一
慶應義塾大学
-
井上 智雄
筑波大学大学院図書館情報メディア研究科:国立情報学研究所
-
竹内 達史
慶應義塾大学理工学部情報工学科
-
井上 智雄
筑波大学 国立情報学研究所
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