遠隔TV会議システムMAJICの使用による評価

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概要

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我々は相手が口にした言葉だけでなく、その時の様子や雰囲気などからも相手の本心を感じとって、相手とのコミュニケーションを図っている。そこで、こうした点に着目して、より自然で人間的なTV会議空間の構築を目標とした、実験環境MAJICを試作した。前回、MAJICシステムを実際に多数の人に利用してもらう事により、視線一致がコミュニケーションに重要な要素である事がわかった。また、投影画像の大きさを変化させる事で距離感の演出が可能ではないかという事がわかった。そこで、本論文では投影画像の大きさ、相手画像間のシーム(継目)の有無、背景等が利用者に対してどのような影響を与えるかを実験し、評価を行った結果を述べていく。
1994-09-20

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