***の健康観と食生活について

概要

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生活習慣病予防に役立てることを目的として,青年期にある本学学生507名を対象に,健康観と実際の食生活の関連についてアンケート調査を行った.結果を以下に示す.I.健康に対して興味関心を持っている人は多かったが,「恋愛」「遊び」「ファッション」に対する興味関心の方が強かった.また,健康や栄養に関する知識は,マスコミ関係から得ているものが多かった.II.健康のために最も重要視しているのは,「睡眠」で,「運動」は,疎かにされていた.また,心がけて摂取している食品は,「乳類」「緑黄色野菜」で,健康食品は,「手軽でバランスの良い食品だから」と,軽い気持ちで利用されていた.外食については,「洋食1品料理」「ファーストフード」がよく食べられており,「その時の気分」「価格」が重要視され,「栄養バランス」「カロリー」が疎かにされていた.III.健康に対して興味関心の高い人ほど,栄養バランスを重要視し(p<0.01),運動もよく行っていた(p<0.01).また,自分の食生活に対する評価も高かった(p<0.01).
武庫川女子大学の論文