診査区分と死亡原因から見た転換契約と非転換契約について
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概要
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第一生命に於て昭和56年から昭和62年の契約について、転換契約と非転換契約の死亡指数について検討した。又、日本人の四大死因である悪性新生物、心疾患、脳血管疾患、及び、自殺について検討を試み大略、以下の如き結果を得た。(1)転換例の方が非転換例よりも死亡指数は良好であり、特に医師扱いで大であった。(2)死因別にみると悪性新生物に関して、特に医師扱いのもので転換時の選択効果が大きかった。(3)心疾患、脳血管疾患については転換、非転換例の間に明確な差は認められなかった。(4)自殺については問題があり、免責期間の延長も大切であるが、それよりも、高額化(特に転換により)という点に問題があるようである。
- 日本保険医学会の論文
- 1990-12-15
著者
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