高校生における2つの動体の時間と距離の比較判断
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概要
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High school students (N = 125) viewed a screen of two cars traveling on two parallel tracks in the same direction, for particular durations and distances. They judged which car had run for the longer duration or the longer distance. Two cars were depicted in 13 different combinations. In addition, two types of scenes were depicted. In the first type the two cars ran on parallel tracks of the same length, and in the second type, there were no tracks. The results were as follows : (a) It was difficult even for high school students to judge duration at tasks where two cars started at the same time and stopped at the same time. It seemed not easy for the participants to use the knowledge structure "duration = temporal stopping point-temporal stopping point" at these kinds of tasks. (b) It was also difficult to judge distance at the symmetric tasks for time and space. (c) There were positive correlations between the mean rates of correct answer and the scores of examination in physics.
- 広島大学の論文
- 2002-02-28
著者
-
藍 〓〓
広島大学教育学研究科
-
内村 浩
京都工芸繊維大
-
内村 浩
広島大学大学院教育学研究科
-
内村 浩
京都工芸繊維大学アドミッションセンター
-
内村 浩
広島県立廿日市西高校:鳴門教育大学大学院在学中
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