糖尿病KKマウスにおけるエストロジェン投与の効果
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概要
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MSA投与により誘発された肥満性糖尿病KKマウスを若齢, 老齢の2群に分けエストロジェン投与の治療効果を調べた. エストロジェン投与により血中遊離脂肪酸が減少するのに伴い, 血糖値が低下し尿糖が消失した. 若齢雄マウスでは投与中止後, 尿糖が再び出現したが, エストロジェン再投与により尿糖は直ちに消失した. KKマウスの肥満性糖尿病の治療にエストロジェンが有効であることが明らかとなった.
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1989-08-15
著者
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新井 敏郎
日本獣医畜産大学獣医畜産学部獣医生理化学教室
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新井 敏郎
日本獣医生命科学大学獣医生理化学教室
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新井 敏郎
日本獣医畜産大学獣医生理化学教室
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新井 敏郎
日本獣医畜産大
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大木 与志雄
日本獣医畜産大学獣医生理化学教室
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大木 与志雄
日本獣医畜産大学生理化学教室
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大木 与志雄
日本獣医畜産大
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Arai Toshiro
Nippon Veterinary And Life Sci. Univ. Tokyo Jpn
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富岡 玲子
日本獣医畜産大学獣医生理化学教室
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