ビット比較に基づいた既知平文によるFEAL-6の解析的攻撃
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概要
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ブロック暗号型の秘密鍵暗号方式のなかで、FEAL-Nは、高速な暗号化・復号化変換をソフトウエアで実現できるアルゴリズムとして提案されている。我々は先のSCIS93において、初期及び終期の排他的論理和を除いたデータランダム化部に対して、2組の平文, 暗号文の対から秘密鍵を探索する方法として、FEALのインボリューション部のf関数に注目し、バイト単位の鍵に依存しない関係式を利用して一旦中間メッセージを求めてから、インボリューション部のfの逆関数を用いて秘密鍵を計算する方法を検討した。今回我々は、中間メッセージを求める際にビット単位の鍵に依存しない関係式を用いる方法を検討した。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-10-26
著者
-
岡本 栄司
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
植松 友彦
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
満保 雅浩
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
角尾 幸保
北陸日本電気ソフトウェア株式会社
-
角尾 幸保
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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