Modular符号を用いた連接符号の最ゆう復号における信頼性関数について
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概要
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代数幾何符号の部分族であるModular符号を外部符号とし、ランダム符号化法を内部符号に適用した連接符号を、無記憶離散通信路に適用したときの復号誤り率を信頼性関数によって評価している。その結果、内部符号の符号長および符号化率を一定に保ったままでも、外部符号の符号長を十分長くすることで、復号誤り率を任意に小さくできることを示している。更に、提案した連接符号の信頼性関数は、内部符号の符号長を長くしたとき、Gallagerの信頼性関数に漸近することを明らかにしている。提案した連接符号は、定義体を固定したまま外部符号の符号長を任意に長くすることで、殆んど全ての内部符号の選び方に対して復号誤り率を任意に小さくできるという点で、Thommesenが提案した連接符号よりも構成的である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1994-05-17
著者
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