並列計算機を用いた素因数分解
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概要
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ハイパーキューブ複数多項式2次ふるい素因数分解(HMPQS)は2次ふるい素因数分解(QS)の一種であり、小さな素数に対する素因数分解対象の平方剰余性を複数の2次多項式において検査する。これらの複数の多項式はn次元のハイパーキューブを構成するため、組織的にこれらの多項式を順次検査することができ、プログラムの効率化が計られる。そこで本研究では、ハイパーキューブ版の複数多項式2次ふるい因数分解アルゴリズムを128個のプロセッサーを有する並列計算機Parsytec GC上で実装した。その結果、カニンガム・プロジェクトの幾つかの大きな数の素因数分解に成功したので報告を行なう。
- 1996-10-14
著者
-
岡本 栄司
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
満保 雅浩
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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ペラルタ レネ
北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科:電子工学・計算機科学科ウィスコンシン大学ミルウォーキー校
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