一般情報源に関するSgarro型情報源ネットワークの符号化定理
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概要
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情報源ネットワークの基本的な符号化問題のなかに, 補助情報源を伴う符号化問題がある. 補助情報源を有する情報源ネットワークの基本的なモデルとして, Wyner型とSgarro型の情報源ネットワークが知られており, 無記憶情報源について符号化定理が証明されている. 1995年にMiyake-Kanayaは, Han-Verduによって導入された定常性やエルゴート性などを仮定しない一般情報源という広い情報源のクラスに対して, Wyner型の情報源ネットワークの符号化定理を証明することに成功した. 小文では, 補助情報源を有する情報源ネットワークのもう一つの代表例であるSgarro型情報源ネットワークの符号化定理を一般情報源に関して証明する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-01-24
著者
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