RBFを用いた進化型ハードウェアによる適応等化器

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概要

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本論文では、ディジタル通信における適応等化器に、RBFを用いた進化型ハードウェアを用いることを提案する。適応等化器とは、通信の受信器側でノイズや波形歪みの影響を除去し送信符合を推定するものである。従来の線形フィルタを用いた等化器では、伝送路の非線形歪みが無視できない場合著しい性能の低下が生じる。提案する等化器では、進化型ハードウェアが実現する非線形関数によって、非線形歪みが存在する場合にも送信符合を推定することができる。また、計算量の多い指数関数を表引きによる近似計算で求めることができるので、高速な等化器を構成することができる。シミュレーションの結果、従来の線形等化器に比較して、優れた等化性能を実現できた。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-02-06

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