多面体認識における心理量と物体像エントロピーの関係について
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概要
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3次元物体認識において, 人は認識しやすい視方向を瞬時に選択している.従って, 人には形状知覚の容易さに関する心理的な要因があり, その心理的な尺度を用いて視方向を選択していると考えられる.筆者らは物体像中における可視面の数とその面積比に基づいて定義される物体像エントロピーを画像の持つ情報量として提案し, その有効性を示している.本研究では, このエントロピーで表される情報量と視方向選択における心理尺度の関連性に着目し, 物体の見え方によって異なる知覚しやすさを心理実験で測定し, 物体像エントロピーとの関係を考察する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-11-10
著者
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