複数枚濃淡画像を用いた固有平面からのガウス曲率符号の抽出
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本論文では, 対象物体の複数枚濃淡画像から具体的な表面反射特性関数の仮定なしに, また, 光源方向の正確な知識なしに, ガウス曲率符号を直接的かつ局所的に求める手法を提案する.本手法は3枚以上の濃淡情報を基に主成分分析を用いて2次元に圧縮し, その情報を用いてガウス曲率符号を抽出するため, 従来提案されている手法よりも高い復元精度を期待できる.また, 光源配置が比較的悪条件であっても相関が取り除かれ, 良い結果を得ることができる.本手法では3枚以上の濃淡画像を用いることができるという利点を利用して, 物体画像上の各点において使用する画像を選択することにより, 光沢領域においてもガウス曲率符号を求めることが可能である.実験により本手法の有効性を示すとともにその適用範囲を明らかにする.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-05-05
著者
-
岩田 彰
名古屋工業大学大学院
-
舟橋 健司
名古屋工業大学
-
福井 真二
名古屋工業大学大学院
-
岩堀 祐之
名古屋工業大学大学院
-
岩田 彰
名古屋工業大学
-
岩堀 祐之
Graduate School Of Engineering Chubu University
-
岩堀 祐之
名古屋工業大学
-
岩堀 祐之
名古屋工業大学情報処理教育センター
-
舟橋 健司
名古屋工業大学大学院工学研究科
-
福井 真二
愛知教育大学教育学部
-
岩堀 祐之
中部大学工学部
関連論文
- 6A-4 グローバルなオフショア開発におけるビジネスプロセス知識の共有手法の提案(プログラミング教育と開発管理,一般セッション,ソフトウェア科学・工学)
- バーチャル環境の低通信帯域幅上におけるバリエーション・アキュイティフィルタリング
- ARPテーブルの集中管理による認証ネットワーク上の不正接続検出と排除方法の提案(セッションA-7:攻撃検知・防御(2))
- ホップフィールド型ニューラルネットーワークによる走査型電子顕微鏡画像からの形状復元
- 車車間通信におけるコリジョン数を削減するフラッディング方式の提案と評価
- 緊急時通信を考慮した位置情報に基づく車車間アドホックネットワーク方式の実車実験
- A-19-5 障害者の個人特性に合わせた情報提供手法
- 個体差を考慮した心電図時系列自動解析
- 心機能解釈のためのTDNNを用いたホルター心電図自動識別
- マルチスレッドによる楕円k倍算の高速化法