ユーザによる証明書管理を削減するためのS/MIMEアプレット実装

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概要

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S/MIMEを利用する場合、自分の証明書と通信相手の証明書が必要となる。さらに、相手の証明書が廃棄されていないかを確認するためにCRLが必要である。現在のS/MIMEクライアントソフトでは、この作業を自動化できないことが多いためユーザの負担となっている。本稿では、クライアントに証明書を保管するのではなくディレクトリサーバに保管しておき、必要なときにダウンロードして使用する機能を有したS/MIMEクライアントソフトをJavaアプレットにより実装した。この結果、クライアントには鍵ペアとCA証明書のみを保管しておけば良く、他の証明書を保管・管理する必要がなくなり、ユーザの負担を軽減することができた。
一般社団法人情報処理学会の論文
2001-02-20

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