立体視力の神経生理学的機構
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概要
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神経生理学的研究から両眼視差の検出に両眼性の複雑型細胞が重要な役割を果たしていることが明らかにされており, その数理モデルとして両眼性のエネルギーフィルタモデルが提案されている. 本研究では, この視差エネルギーモデルから得られる視差表現の不確定性を統計的推定理論を用いて定式化し, 人間の立体視力との関係を考察した. この不確定性の下限であるクラメール・ラオの下限と, 心理実験で明らかにされている立体視力の特性とが定性的に一致することを示した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-06-20
著者
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