中間視覚における情報統合のメカニズム
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概要
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初期視覚においては多くのモジュールが並列独立に働き、2次元画像から3次元構造の推定を行っている。Marr(1982)によれば、これらの出力が中間視覚で統合され面の観察者中心座標での表現が作られるという。本研究では、心理学的研究から明らかにされてきたモジュール間の相互作用を比較検討し、それらの現象を評価関数最小化およびベイズ推定の立場から検討を行った。さらにそれを実現するニューラルネットワークを提案した。またこのような相互作用が、両眼の相互作用ときわめてよく類似している点を指摘した。最後に乾、川人(1992)で示した視覚モジュールの一般的枠組みの中でモジュール統合の計算について論じた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-06-25
著者
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