日本版PIC絵単語の語彙増加とその特徴

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
本稿では, 視覚シンボルによるコミュニケーションのひとつのシステム日本版PICの424語から1071語への絵単語の語彙増加に関する過程とそれらの絵単語を活用するために開発された専用コンピュータ・ソフトの概要を紹介する。増加語彙の単語の選定は, 主としてコミュニケーション障害の領域での臨床現場でのニーズを重視するとともに、各種の言語検査や発達検査で用いられている単語などを参考に、大きく分けて6カテゴリーに属する647語単語が新たに選定された。また、シンボルの作成にあたっては, これまでの黒の背景に白抜きのシルエット像で示される概念表出シンボルであるPICシンボルの特徴を維持させるため, 5つのデザイン上の基準が考案された。
社団法人電子情報通信学会の論文
2000-01-20

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク