未知情報を選別・記憶する連想記憶システムの集積化

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概要

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近年, ディジタル信号処理技術の発展が著しいが, 画像や音声のパターン認識や特徴抽出, 立体認識といった処理においては, 他の演算処理と比べて処理速度が遅いのが現状である。また, 画像や音声はアナログ量であるから, ディジタル信号処理技術を用いるにはアナログ情報と同等のダイナミックレンジが必要であるから, 構成する回路の回路規模が大規模になってしまう。さらに, 現存する連想記憶システムは, かけ離れたパターンを連想記憶システムに入力すると無理やり想起してしまうという欠点がある。そこで本研究では, これらの欠点を改善するために, 本研究のもととなるアナログ連想メモリを改良し, アナログ回路と新たに提案するアナログメモリを用いて集積化した。
社団法人電子情報通信学会の論文
1997-03-06

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