Ka帯マルチビーム衛星通信用可搬局の開発

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概要

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NTTでは、B-ISDNの早期展開のため地上の光ネットワーク構築と並行し、衛星通信の特長である広域性、回線設定の容易性、迅速性を活かし、経済的かつ効率的に高速・広帯域信号伝送サービスを提供するため、新しい通信衛星N-STARに2mMHzの広帯域なKa帯マルチビームトランスポンダを搭載している。N-STARは、サテライトスイッチを有すると共に、高いEIRP、G/Tを実現している。本機能を用い、NTTではB-ISDNへ向けた衛星マルチメディアネットワーク構築のSTEP1として、伝送速度156Mb/sのKa帯マルチビーム衛星通信方式を開発している。本論文では、Ka帯マルチビーム衛星通信方式の開発の考え方、システム概要とその地球局構成について述べる。
社団法人電子情報通信学会の論文
1996-03-11

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