超音波気管支鏡下リンパ節生検(EBUS-TBNA)施行後に発生した急性縦隔炎の1例

元データ 2010-07-25

概要

背景.超音波気管支鏡下リンパ節生検(EBUS-TBNA)は施行例が増加しているが,その合併症については明らかでないところもある.症例.66歳男性.2008年6月,肺腺癌(pT1NXM0)に対して右肺中葉切除術が施行された.2009年5月の胸部CTで気管前リンパ節の腫大が認められ,縦隔リンパ節再発が疑われた.確定診断目的にEBUS-TBNAが施行された.検査5日後に外来受診をした際に,発熱,著明な炎症反応の上昇と,CT検査上,縦隔の脂肪織の腫大と濃度上昇が認められた.急性縦隔炎と診断され,抗菌薬投与にて加療され,全身状態は改善した.結論.EBUS-TBNAには急性縦隔炎という重篤な合併症があることを留意すべきである.

著者

野中 聡 旭川医科大学耳鼻咽喉科・頭頸部外科学講座
横山 雄一郎 茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター呼吸器外科
清嶋 護之 茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター呼吸器外科
朝戸 裕二 茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター呼吸器外科
中澤 健介 茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター呼吸器内科
山口 昭三郎 茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター呼吸器内科
橋本 幾太 茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター呼吸器内科
内海 啓子 茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター呼吸器内科
鏑木 孝之 茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター呼吸器内科
雨宮 隆太 茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター呼吸器外科
横山 雄一郎 茨城県立中央病院外科
橋本 幾太 茨城県立中央病院呼吸器グループ
山口 昭三郎 茨城県立中央病院呼吸器グループ
内海 啓子 茨城県立中央病院呼吸器グループ
中澤 健介 茨城県立中央病院呼吸器グループ
中澤 健介 茨城県立中央病院・県地域がんセンター呼吸器グループ
朝戸 裕二 茨城県立中央病院外科
朝戸 裕二 茨城県立中央病院
清嶋 護之 茨城県立中央病院呼吸器グループ
雨宮 隆太 雪谷大塚クリニック:茨城県立中央病院
雨宮 隆太 茨城県立中央病院
雨宮 隆太 茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター外科・手術部
鏑木 孝之 茨城県立中央病院呼吸器グループ
鏑木 孝之 茨城県立中央病院呼吸器内科
Amemiya Ryuta Department Of Surgery Ibaraki Prefectural Central Hospital
雨宮 隆太 茨城県立中央病院茨城県地域がんセンター呼吸器グループ
山口 昭三郎 茨城県立中央病院・地域がんセンター呼吸器グループ
雨宮 隆太 茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター呼吸器グループ:雪谷大塚クリニック
雨宮 隆太 茨城県立中央病院・地域がんセンター呼吸器グループ
橋本 幾太 茨城県立中央病院・地域がんセンター呼吸器グループ
内海 啓子 茨城県立中央病院・地域がんセンター呼吸器グループ
清嶋 護之 茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター呼吸器グループ
鏑木 孝之 茨城県立中央病院・地域がんセンター呼吸器グループ

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