ボリューム値保存に着目した3次元表面の生成
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概要
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CTデータなどのボリュームデータから物体表面を生成する最も有名な手法としてMarching Cubes(MC)法がある.この手法で生成される物体表面は良好に見えるが、物体のボリューム値が正しく保存されないという欠点がある.以前我々は物体の体積を正しく保存することで、より正確な物体表面を生成する手法を提案した.しかし、この手法の適用範囲は, プラスチックのように同一のボリューム値のみを持つ物体に限られ, 医療データヘの適用は困難であった.今回我々の提案する手法は, 物体の持つボリューム値を保存することで, より正確な物体表面を生成する.この手法はMC法と同等の適用範囲を持ち, 医療データへの適用も可能である.また, この手法を用いることでMC法より正確な物体表面を生成することができた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-03-06
著者
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