3次元モフォロジー法による腹部臓器の認識
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概要
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3次元モフォロジーを主に用いた腹部CT(Computing Tomography)画像から腹部臓器を認識する方法を述べる。腹部での臓器をグループに分類するために腹部での基準点、正規化座標系を用いて4個の領域が設定される。認識は目標臓器の抽出と認識の二つのプロセスからなる。抽出部では、差分トップハット法と2値の領域復元法によって臓器領域を抽出する。認識部では、脊椎と肋骨を認識することにより4個の領域が設定される。3個の領域では濃度値を使って臓器領域を切り出す。肝臓と胃などが接触している領域ではRE(Recursive Erosion)とGI(Geodesic Influence)の二つの手法を用いて接触している臓器を分離する。分離された臓器は大きさ、位置を用いて認識を行う。実験の結果、目標臓器名称の認識率は91%であり、本手法は有効な手法と考える。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-05-01
著者
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