3次元物体表面テクスチャを得る効率的画像マッピング法
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概要
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3次元CGにおいて, 物体表面の複雑な形状やテクスチャのデータを入力するには多大な労力を必要とする.このため, これらのデータを直接実物から取得する装置が開発されている.本論文は, 表面形状のみが与えられた3次元物体に効率良くテクスチャをマッピングする方法について述べる.まず, 3次元空間に等間隔に配置しておいた撮影点の候補の中からより少ない組合せを選択し, それらの撮影点より実撮影を行う.次に, 撮影できなかった表面に対してカメラを十分に近づけて撮影する.最後に, 撮影画像をテクスチャとして3次元形状データにマッピングする.本方式では, 3次元形状データを仮想的に移動させることでカメラの位置・視方向の誤差を修正することができるので, 実撮影時にそれらの値を厳密に設定する必要がない.そして, CTスキャナにより形状を取得した三つの模型について詳細な実験を行い, 良好な結果が得られた.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-02-25
著者
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