ニューラルネットを用いた磁気記録アナログ再生波形の弁別

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概要

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ピーク位相弁別では、その線密度の高密度化の限界はピークシフトで決まる。MFM変調ピーク位相弁別の限界は±25%以下であり、この劣化の主原因は前後の波線干渉にあり、ピークシフトを起こした波形を固定値でビット弁別している為である。そこでシリアルなビット列から数ビット毎に切り出したパターンとしてニューラルネットに学習させ、2進データとして弁別する方法を提案し、ニューロ弁別と名付けた。ニューラルネットへの入力にアナログ波形を用いることは、2値のディジタル波形より多くの情報を含んでおり、高線密度弁別の可能性がある。しかし、アナログ波形は振幅が異なると別の波形と認識するため、その学習には振幅変動を含めた方法が必要となる。そのシミュレーションを試みた。
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-07-25

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