磁気記録アナログニューロ弁別における4ビット同時弁別の検討
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概要
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ディジタル磁気記録における高密度化には、トラック横方向の記録を上げるトラック密度の高密度化には、トラック横方向の記録を上げるトラック密度の高密度化と、長手方向の記録密度を上げる線密度の高密度化がある。ニューロ弁別では、線密度の限界を与える波形干渉を、ニューラルネット(以後NNと略)に学習させパターン認識することで、従来の限界を越えて高密度弁別出来る。このことは以前の報告で、示した。しかしこれまでの方法はデータビット(以後DBと略)が1ビットしかない1ビット同時弁別である。HDDへの応用を考えると、例えばデータ転送レートが40Mb/sなら、NNは1ビット分の積和演算を25nsの時間間隔で行わなければならず、NNに高速性が要求される。もし、切出し波形の中にDBを4ビット分指定し、4ビツト同時弁別が出来れば、NNの許容演算時間は4倍に延びる。しかし、4ビット同時弁別NNは素子数が大きく大規模で学習時間が長くなる。その為まずはじめに、学習時間が短くてすむディジタルニューロ弁別の8-6-4学習法で4ビット同時弁別を試みた。別に1ビット波形の分割数の検討を行い、分割数を減らしても弁別限界があまり変わらず、学習時間が減ることが確認できたので、分割数を変え、「4ビット同時アナログニューロ弁別」を試みた。本論文は、そのシミュレーションの報告である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-03-27
著者
-
種市 修浩
拓殖大学工学部
-
吉澤 滋
拓殖大学工学部
-
木下 裕一郎
拓殖大学工学部
-
長島 均
拓殖大学工学部
-
吉沢 滋
拓殖大学工学部
-
秋庭 直樹
拓殖大学工学部
-
辻村 健一
拓殖大学工学部
-
秋葉 直樹
拓殖大
-
中條 秀彦
拓殖大学工学部
-
辻村 健一
拓殖大学 工学部
-
秋庭 直樹
拓殖大学 工学部
-
長島 均
拓殖大学 工学部
-
黒木 佳史
拓殖大学工学部
-
丸藤 貴史
拓殖大学工学部
-
千葉 豊治
拓殖大学工学部
-
坪井 則昭
拓殖大学工学部
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