磁気記録ニューロ弁別における雑音波形の部分変化の影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
磁気記録から読み出したシリアルな波形を数bit毎に切り出しニューラルネット(以下NN)に学習・認識させるニューロ弁別において、波形干渉による従来のピーク位相弁別の限界を越えた線密度での弁別が可能であることは既に示した。一方トラック密度向上時のSN比低下に対しては、正弦・矩形・三角波を用いた周期性雑音実験においてニューロ弁別が雑音の周期性に対して特徴的な特性を持つ事、単発パルスによる非周期性雑音に対して弁別ビット付近程影響が大きいが幅の狭いパルスであれば全く問題がない事が示された。さらに、周期性雑音波形の一部を変化させるとエラーしたり、しなかったりする事があるが、その変化が雑音の周期性と著しく関係があることが見出された。本文はその報告である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-09-18
著者
関連論文
- 磁気記録2-7符号ニューラルネット波形弁別のエラーレート特性
- 磁気記録MFMニューラルネット波形弁別のエラーレート特性
- 磁気記録2-7符号ニューラルネット波形弁別のエラーレート特性(信号処理及び一般)
- 磁気記録MFMニューラルネット波形弁別のエラーレート特性(信号処理及び一般)
- 磁気記録ニューロ弁別における3層ネットと4層ネットの弁別・学習特性
- 磁気記録ニューロ弁別5-3-1学習法における1ビット波形の分割数の検討
- C-7-9 2-7符号ニューラルネット波形弁別のBERワーストパターン(C-7.磁気記録,一般講演)
- 2)ディジタル磁気記録再生波形のニューロ弁別(画像情報記録研究会)
- ディジタル磁気記録再生波形のニューロ弁別 : ディジタルVTR関連 : 画像情報記録
- ディジタル磁気記録再生波形のニューロ弁別