ITS2000-19 多目的利用におけるDSRCシームレス通信技術の検討

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概要

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専用狭域通信(Dedicated Short Range Communication:DSRC)の高度化・汎用化に向けての基礎検討として、DSRCへの機能付加の一検討を行った。具体的には、送信データの分割・組み立て、動的スロット割当てによるシームレス通信機能について検討した。また、シームレス通信機能の実測評価・課題抽出を行うため、車両の移動に追従して基地局、車載機間でのスポット的なデータの受け渡しを連続的に行うための実験システムを構築した。限定エリアに収容された複数基地局にまたがるシームレス通信の基本機能について確認できた。本方式ではアップリンクよりダウンリンクの処理時間が長くかかり、今後、より処理時間の短い方式検討が臨まれるとともに、DSRCを用いたシームレス通信における収容基地局数、利用形態、利用サービスと方式仕様の対応等検討する必要があることを明らかにした。
社団法人電子情報通信学会の論文
2000-07-21

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