眼優位性及び方位選択性コラムの現象論的カップリングモデル
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概要
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大脳皮質1次視覚野では, モジュール構造である眼優位性コラムや方位選択性コラムが形成される.そして, 新しい計測法による生理学実験は, この両コラム間に相関があることを示している.相関関係を考慮し, 幾何学的構造を説明した構造モデルとして「アイスキューブモデル」や「ピンホイルモデル」が知られているが, 数式で記述される数理モデルはいまだ少ない.ここでは, 生理学実験で観察されている実験の眼優位性及び方位選択性コラムから, 相互に影響を及ぼし合う現象論的アプローチによるモデルを提案する.そして, このモデルによって形成されるコラムと生理学実験によるデータを比較し, 両者の空間的な構造がほぼ一致することを示す.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-03-25
著者
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