河川堤防監視用光ファイバセンサの開発及びフィールド実験

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概要

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大量降雨時の河川堤防の崩壊は重大な災害を招くことになる。この破堤至る堤防変状を早期に検知することは、未然に災害を防ぐために重要である。本報告は、堤防に埋設し、土の動きに応じた歪みを測定できる光ファイバセンサの開発について報告する。このセンサの構造は光ファイバケーブルに一定間隔で不織布を配置したもので、土が動いた場合、不織布が土と一帯となって動き、固定されている光ファイバに伸び歪みを発生させる。模擬堤防を使っての実験や、高知県仁淀川の実堤防に於いてのフィールド実験を実施し、変状検知特性、長期安定性、荷重特性等が良好な結果あることを確認し、河川堤防監視用センサとして実用化の見通し得た。
社団法人電子情報通信学会の論文
2000-05-18

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