冗長のある安全関連系の作動要求時機能失敗確率
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概要
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IEC61508で定められた安全度水準(SIL:Safety Integrity Level)は,低頻度作動要求モードで運用された場合,安全関連系(SRS:Safety-Related System)のプルーフテスト間平均作動要求時機能失敗確率(PFD:the average Probability of Faiure on Demand)より与えられる.また,SRSにおていは冗長性をもたせることでPFDを改善し,SILを高めることができる.本報告では,低頻度作動要求モードにおける冗長のあるSRSにおいてプルーフテスト時の修理時間を考慮しPFDの推定式を導出した.それは故障率,修復率及びプルーフテスト間隔のみからの導出であり,非常に簡単かつ実用的なアプローチである.本報告と規格との推定式の比較により,両者に差があることが分り,妥当性の確認が今後の課題である.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2004-03-09
著者
-
陶山 貢市
東京海洋大学海洋工学部
-
佐藤 吉信
東京海洋大学大学院海洋科学技術研究科
-
佐藤 吉信
東京海洋大学大学院応用環境システム学
-
陶山 貢市
東京海洋大学大学院応用環境システム学
-
陶山 貢市
東京海洋大学
-
下平 庸晴
東京海洋大学
-
下平 庸晴
(株)インターリスク総研
-
佐藤 吉信
東京海洋大
-
武田 勇
東京海洋大学大学院
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