心身医学的治療法におけるバイオフィードバック療法の位置づけについて : アンケート調査の結果より
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
We have previously reported the major results of the questionnaire survey on the practice of psychosomatic medicine which was carried out to doctor members of the Japanese Society of Psychosomatic Medicine. The present study reports the results of analyses concerning biofeedback therapy (BF). The questionnaire was mailed to 961 doctors who satisfied a prescribed set of criteria. The average age of the 568 respondents, whose answers were considered valid, was 51. 6 years old. One hundred and fifty-eight doctors had used BF, which comprised the seventh largest group. The average age of the BF group was 48.5 years old, significantly younger than that of doctors who did not use BF. The doctors specializing in psychosomatic medicine accounted for a higher percentage in the BF group. The doctors in the BF group emphasized items concerning 'stress and lifestyle' and 'disease history' as clues to judge whether a patient has a psychosomatic disorder or not. Also frequently employed by the same doctors were such therapies as the brief psychotherapy, autogenic training, muscle relaxation, behavior therapy, and transactional analysis. These results are examined to demonstrate that BF is used mainly by relatively young doctors specializing in psychosomatic medicine.
- 日本バイオフィードバック学会の論文
- 1992-06-05
著者
関連論文
- I-B-38 神経性食思不振症の肥満恐怖に対する認知行動療法的アプローチ(2.摂食障害)
- I-B-17 神経性食思不振症の経過中に発症した上腸間膜動脈症候群症による急性胃拡張の1症例(2.摂食障害)
- 愛情遮断性小人症と思われる1例
- 心身医学の役割と今後の展望(心身医学の役割と今後の展望)
- 催眠を用いた系統的脱感作中に除反応を生じた食品アレルギーの1例
- 演題2 バイオフィードバック療法の治療効果に基づいた痙性斜頸患者の分類の試み(第20回日本バイオフィードバック学会総会演題抄録)
- 演題1 バイオフィードバック療法と固定装具の使用が奏功したfocal dystoniaの一症例(第20回日本バイオフィードバック学会総会演題抄録)
- 小児喘息患者の親子関係診断テストの分析における多変量解析の応用
- 向精神薬Mexazolam(CS-386)の心身症・神経症に対する臨床評価 : Oxazolamとの二重盲検比較試験
- 神経性食欲異常症に伴ったPseudo-Bartter症候群の1例
- 気管支喘息患者の吸入療法に関する心身医学的研究 : 第2編 ピークフローメーターを用いた自覚的呼吸困難感についての検討
- 筋収縮性頭痛として経過観察中に情動ストレス下で起きたクモ膜下出血の1例
- 神経性食欲不振症の経過中に発症した上腸間膜動脈症候群の1例
- 演題3 Electrogastrography (EGG)によるバイオフィードバック法の試み(第20回日本バイオフィードバック学会総会演題抄録)
- 消化管機能異常における胃電図(EGG : E1ectrogastrography)によるバイオフィードバック法
- アカツキ病の1例
- 頻回の嘔吐のために入退院を繰り返した糖尿病1症例について(問題症例をめぐって第30回日本心身医学会総会)
- 心身症に対する交流分析の適応と限界(心身医学における各技法の適用と限界)
- 心療内科領域より(心身症の薬物療法-理論と実践(臨床面))
- 食行動異常者における膵障害 : 血清エラスターゼ1及び血清アミラーゼ中心に
- 失神発作を伴った血管性頭痛の1症例 : その心理学的背景および睡眠時無呼吸との関連性について
- II-D-28 胃・十二指腸潰瘍の心理社会的背景の検討(消化器I)
- 愛情遮断性小人症の1例
- 慢性気管支炎患者の不安と抑うつについて(第2報) : 不安の身体化に及ぼす向精神薬の影響
- 慢性気管支炎患者の不安と抑うつについて : その関連因子の分析
- 診療内科における病歴データベースの研究 : 作成と基本項目の分析
- 心療内科の立場から(1) : 九大心療内科における実践を中心に(第24回日本心身医学会総会)(General Hospital Psychiatryと心療内科)
- 心身症の疫学-その定義・判断基準・実態調査・治療指針 : 司会のことば(心身症の疫学)
- 食行動異常者の成長ホルモン分泌動態 : 特に経口糖負荷に対するparadoxical riseを中心に
- 家族療法が奏功した気管支喘息の1症例
- 41. 在宅酸素療法患者のうつ傾向と心理的サポートの重要性について(第28回日本心身医学会九州地方会演題抄録)
- 自律訓練法(総説シリーズ/心身症の最近の治療方法)
- Frontal EEG-α波のBFTに関する研究 : 第4報
- 前頭葉α波のフィードバック増強 : 第3報
- BFTおよびATにおけるFrontal EEG-α波について
- 20.セルフモニタリングが有効であった心因性尿閉の1例(第31回日本心身医学会九州地方会演題抄録)
- IIG-20 心身医学領域における共分散構造分析の応用 : 新しい多変量解析法の活用(教育・看護・その他)
- 自律訓練法標準練習の自律神経機能に及ぼす影響の検討 : CVR-R, Microvibration, CVWH100の同時測定を通しての検討
- 臨床心理士と心身医学(パネル : 日常診療における臨床心理士の役割によせて)
- 51. 老化と慢性疼痛障害について一症例を通して(第28回日本心身医学会九州地方会演題抄録)
- 42. 慢性肺疾患患者の動脈血ガス, スパイロメトリーとSDSスコア(第28回日本心身医学会九州地方会演題抄録)
- 自律訓練法(AT)を中心とした心身医学的アプローチが奏効した目瞼痙攣の1例
- 演題21 心身医学的治療法におけるバイオフィードバック療法の位置づけについて : アンケート調査の結果より(第19回日本バイオフィードバック学会総会演題抄録)
- 心身医学的治療法におけるバイオフィードバック療法の位置づけについて : アンケート調査の結果より
- S-1.自律訓練法(シンポジウム : それぞれの技法は心身症のどこを(あるいは何を)治しているのか?)(第30回日本心身医学会九州地方会演題抄録)
- 26.自律訓練法(AT)が著効した眼瞼痙攣の1例(第30回日本心身医学会九州地方会演題抄録)
- 7.呼気の長い呼吸の方が身体によいのか? : 呼吸法に関する初歩的研究(第30回日本心身医学会九州地方会演題抄録)
- II-F-15 心身症の心理療法に関する研究(第2報)(治療・心理療法)
- II-F-14 心身症の心理療法に関する研究(第1報)(治療・心理療法)
- 海外派遣邦人の心身医学的研究(第2報) : 男性を対象とした帰国時アンケート調査と赴任前TPIテスト
- II-D-37 痙性斜頸患者の精神的特徴に関する検討 : MMPIを用いて、重症度、予後との関連性を中心に(神経・筋I)
- 気管支喘息患者に対する段階的心身医学的治療とQuality of Life
- 発症前段階より観察しえた気管支喘息の1症例
- II-A-5 起立性調節障害に対する補中益気湯の効果
- II-D-43 当科を受診した慢性疼痛患者52例の検討(神経・筋II)
- I-E-16 古典的条件反射を利用したリラクセーションシステム第一報 : 脳波およびサーモグラフィによる検討(メンタルヘルスI)
- 気管支喘息患者の吸入療法に関する心身医学的研究 : 第1編 アンケート調査についての検討
- ヨガが有効であった痙性斜頸の1例
- 内科における仮面うつ病 : 病態生理(各科における仮面うつ病)
- 神経性食欲不振症の血中プロラクチン値 : LHRH負荷テストとの関連性において
- P-III-5 臨床心理士による心理学的リエゾン機能について(日常診療における臨床心理士の役割)
- 演題6 硬直型書痙患者の長期治療経験について : 長期化の要因についての考察(第18回日本バイオフィードバック学会総会演題抄録)
- I-11 書痙に対する筋電図バイオフィードバック療法(EMG-BF)の適応について(第17回日本バイオフィードバック学会総会演題抄録)(一般演題)
- 4. 遅発性ジスキネジア(TD)を併発した痙性斜頸の一例(第15回 日本バイオフィードバック学会総会演題抄録)
- 6. DOUBLE THRESHOLD MODEによるEMG-BFの臨床応用(第14回 日本バイオフィードバック学会総会演題抄録)
- I-B-15 Microvibrationの安定性の評価方法について(1.精神生理)
- 59) 上腹部不定愁訴患者にみる六君子湯の抗うつ効果の検討
- 今日の英国における精神医学と内科学との関係(各国の精神身体医学の現況)
- 筋電図バイオフィードバックの痙性斜頸への応用
- 外科手術患者の心身医学的考察 : 腹部手術患者を中心として
- II-F-38 早期癌をめぐる心身医学的アプローチ(教育・プライマリケア)
- 嚥下恐怖を主張としたいわゆる神経性食思不振症の1例
- 内科領域におけるうつ状態について : 消化器系を中心として(各科におけるうつ病)
- ヒステリー転換症状による開眼失行の1症例
- Insidonの臨床効果について
- 心理・生理的脱感作法が奏効した食品アレルギーの1成人例
- I-C-30 「過敏性腸症候群における胆嚢収縮機能異常について」(消化器II)
- II-C-33 慢性膵炎第2群の2症例(消化器III)
- 気胸・気腹と、多彩な症状を呈した Factitious disorder の1例
- II-C-31 消化器系心身症における胆道機能について(消化器III)
- 心因性(神経性)嘔吐の病態に関する研究 : 特に嘔吐形式と心理機制との関連について
- サイクロスポリンAとプレドニソロンの経口投与が有効であった全身性脱毛症
- 各種の心理テストからみた糖尿病患者の血糖コントロール状態
- 心身症における自律訓練法の適用(心身医療の臨床に活かす自律訓練法)
- III-1 痙性斜頸に対するBF療法の有効性に関する検討
- 心療内科入院患者におけるMicrovibration : 診断・主訴との関係について
- 六君子湯・補中益気湯の副腎皮質機能・自律神経機能に及ぼす影響の検討
- いわゆる心臓神経症患者における胸背部過敏点の臨床的意義の検討 : 特に針治療の効果に関して
- いわゆる心臓神経症患者における胸背部過敏点の臨床的意義の検討 -特に診断的意義に関して-
- 過敏性腸症候群における胆嚢収縮能の検討
- Clinical significance of 3-methoxy-4-hydroxyphenylglycol(MHPG) density in blood for the treatment of depression.Sulfoconjugated MHPG may express the activity of central noradrenaline nervous system.
- A case of Menetrier's disease complicated during the clinical course of bronchial asthma.
- 膀胱容量のFeedbackを用いたRetension Control Trainingにより奏功した成人一次性夜尿症の一例(ポスターセッション(A))
- 全緘黙症患者に対する行動療法 : 質問カードによる治療的アプローチ(ポスターセッション(A))
- 慢性疼痛の行動分析と治療技法の適用(ポスターセッション(B))
- 神経性食欲不振症の心身医学的治療 : 消化器症状に対する心気反応として摂食量減少をきたした症例について(第7回日本行動療法学会大会一般演題抄録,行動分析・行動評価に関する問題)
- 15 自己臭症の治療における自己観察記録の意義について(一般演題(4))
- Psychosomatic treatment of gastrointestinal disorders.
- 神経性食思不振症の1例 : 回避的思考という側面から(ポスターセッション)
- 神経性食欲不振症の心身医学的治療 : とくに肥満恐怖を呈した症例について(第7回日本行動療法学会大会一般演題抄録,行動分析・行動評価に関する問題)