知識に基づくインターネットからの情報獲得と統合化
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概要
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我々は, 広域ネットワーク上での情報氾濫の問題に対処するため, 特定の対象領域に関する基本語彙の体系(オントロジー)を利用して, インターネット上に散在する情報を自動的に収集・分類するシステムIICA(Intelligent Information Collector and Analyzer)の開発を進めてきた. 本研究では, IICAに, WWWページからの情報抽出・統合機能を追加するために, 2種類の情報抽出法, (1)状態遷移図による方法, (2)特徴記述ルールによる方法を考案し, HEDIRシステムとして実装した. 評価実験の結果, 状態遷移図による方法で正解率約70%, 特徴記述ルールによる方法で, 適合率が約80%となり, 我々のアプローチが, WWWの多様な分野の情報獲得・統合化に有効であることが明らかになった.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1996-07-25
著者
-
岩爪 道昭
情報通信研究機構
-
武田 英明
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
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西田 豊明
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
-
西田 豊明
奈良先端科学技術大学院大学
-
岩爪 道昭
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
-
白神 謙吾
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
畑谷 和右
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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白神 謙吾
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科:三菱電気コントロールソフトウェア株式会社
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畑谷 和右
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科:松下電器株式会社
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