協調型設計者支援環境におけるエージェントを用いた概念空間共有機構

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概要

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本研究の目的は、設計者の設計行為を支援するための設計知識の共有環境を構築することである。本論文では、協調型設計者支援環境としてエージェントを用いた知識共有機構MADKSSを提案する。MADKSSでは、設計者個人の情報空間を「場」として、設計知識をオントロジーとしてモデル化する。設計者個人は自己の「場」に自分の設計知識をオントロジーとして格納し、「場」と「場」との間で知識を交換する手段として移動エージェントを運用する。これにより設計者は、他の設計者の設計知識を簡便に共有することが可能になる。さらに実装したMADKSSシステムの構成と、システムを用いて自転車荷台の設計を例題に行なった共有実験について述べる。
社団法人電子情報通信学会の論文
1998-03-26

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